| 経営 |
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| 小売業を営んでいます。「継続的な商圏分析が必要」と聞きました。自店でもできる商圏把握の方法や商圏分析の方法を教えてください。 |
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商圏分析のやり方は-来店客の居住地域を探れ-
小売業、飲食業など、店舗を構えている場合、一般的に顧客は店舗周辺から来店しており、商圏の把握と対策が必要です。商圏とは顧客の大半が居住している地域の範囲を指し、その範囲が広いほど商圏が広く、商圏内の顧客比率(客数÷人口)が高いほど競争力が強いと考えます。 商圏を測定する方法は様々ありますが、要は来店客に居住地域を聞くことが基本です。居住地域は町字丁目までで結構ですし、7桁郵便番号でもパソコンを利用すれば変換可能です。大きめの地図を準備し居住地域にシールやピンを貼ってもらう方法も考えられます。町字、または丁目の地域別に数を記載し店舗に近い地域から順に足し上げていき、調査対象数の8割程度にあたる地域までの範囲が自店の商圏となります。 その中で顧客数が多い、または顧客比率が高い地域が自店の主力地域となる一方、自店の比較的近距離にありながら顧客数または顧客比率が低い地域があれば、重点対策地域としてチラシを重点配布するといった対策が必要となってきます。 商圏分析を行うポイントは第一に、普段の商売上の感覚や道路状況等を勘案し自店の商圏範囲を事前に予測し、調査後の実商圏範囲とのかい離を明らかにすることで、何が問題か原因と対策を探求することです。第二に継続的に測定することで競合店等の環境変化の早期発見と対応策の効果を確認することがあげられます。
濱本マーケティング研究所 濱本 忠直 日経流通新聞 2001年4月28日 |